古き良きUS。EMERICA SKATE SHOES (エメリカスケートシューズ)THIS -LAW FOOTAGE公開。
角谷 銀兵
1996年に始まったスケートボードシューズメーカー、EMERICA(エメリカ)。
ETNIES(エトニーズ)、ES(エス)の兄弟ブランドで全部を生産する SOLE TECHNOLOGY 社がスケートボーダーの為に作り上げています。
クールで男臭いブランドイメージを崩す事なく常にシーンのトップを走り続けているメーカーです。
そんなEmericaから2021年に公開したTHISのLAW FOOTAGEが上がっていました、題名も20年前の2003年にリリースされたTHIS IS SKATEBOARDING(これがスケートボーディング)の頭文字を取ったTHISで、映像の素材でも昔のSTAY GOLDでのシーンが使われていたり歴史を感じさせてくれる作品になっていました。
emericaといえばROCK 、ライダーは基本みんな綺麗な服を着てません。スタイルの違い、見せ方を他のスケーターと差を付けたい方にオススメします。
今回のTHISではJUSTIN FIGUEROA(ジャスティン フィゲロア)とCOLLIN PROVOST(コリン プロボスト)二人の海賊スケーターのダブルパートが収録。いつもJUSTIN FIGUEROAのフッテージを見ると駆り立てられます。
一般の人からするとただの汚いskaterに見えると思うのですが、自分には汚さの中に美学があると思っていて、スラム、血を流す、それでもトライする姿勢にいつも惹かれますね。これにはあまり上手い下手は関係ないのかもしれません。
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EMERICAと言ったらレールなのですが、自分は中1くらいの時に地元の先輩の姉崎くんによく車で駅のハンドレールに連れて行かされましたw姉崎くんは前にも少し話したニックボセリオタイプの先輩です。
スケートスタイルはボセリオなのですが、ロン毛でバンダナ巻いていつも滑ってましたね。
その頃はまだ地元にスケートパークもなかったのでハンドレールの練習などできず度胸試しみたいな感じで姉崎くんが働くショップライダーとどっちが先にハンドレールに入れるか競ってました。
自分はライダーになりたかったので先にツッコミスラムをメイク。姉崎くんが働くスケートショップに学校も行かず通い詰めてましたね。その頃から自分は姉崎くんの影響でemericaを履き始めました。
しばらくするとその通っっていたスケートショップも無くなり、姉崎くんもスケートを止めSKATE氷河期に入ります。地元のスケーター自体も絶滅寸前でした。いつも1人で滑って仕事終わりの数少ない先輩達に連れ回してもらいました。ありがとうございました。
週末になれば一人で福井から出て、隣の町小松、金沢に滑りに行ってましたね。その頃に出会ったスケーター兄弟で白江兄弟にで会います。地元の人なら知らない人はいないと思いますが、弟の仁志さんがUSのエメリカのサポートを受けているのをダイレクトで見ていてemericaのWORLD RIDE TOUR DVDにも出演していたりかなり現実味が帯びましたね。
それから自分も映像を撮ってもらいたいと思い、家にあったビデオカメラを持ち歩き兄貴や友達に撮ってもらうのを意識し始めました。今じゃ見れたものじゃないですw
この間FLAMEで昔ローカルと製作した映像をみんなで見ていましたが、やはり映像を残すのはいいですね。もちろん撮影は過酷なのですが5年10年先に遺って皆で見返せるのがあったかい気持ちになります。自分もその大切さをわかっていたつもりなのですが改めてそう思いました。映像を見ていてLAKAIやES 、EMERICAを履いているスケーターを見ると上がります。
そんなEmerica(エメリカ)はアメリカのメーカーの中でももっともアメリカンカルチャーを大事にしているブランドなのでバンドマンやバイカー、アメ車好きにもオススメです。
FLAMEでは店内試着可能ですのでお気軽にどうぞお越しください。オンラインストアでも観覧いただけますので是非!!
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