SPANKY

こんにちわ。こんばんわ。しんやです。

今回は自分の大好きなスケーターの一人である、スパンキーことケビン・ロングについて勝手に紹介させていただきます。

Kevin “Spanky” Long

LA出身のスケーターで現在40歳。

彼のスケートキャリアは二十数年にも及び、今でもEMERICAやBAKERの看板ライダーとしてスケートシーンのトップで滑り続けています。

ですが、そのキャリアは常に順風満帆というわけではありません。一度は酒にドラッグ、パーティー漬けの日々に溺れてBAKER、EMERICAのプロから外されてしまうなど、挫折を経験しているスケーターでもあります。

 

彼の出演作品の中で代表的なのはEMERICAの名作ビデオ”This Is Skateboarding(2003)”ですね。

レッジにトランジション、ハンマーまでこなせるオールラウンドな滑りがカッコ良いです。この頃Tampa Amでも優勝しており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。そのままBAKERに加入しプロボードをリリース。

 

そして”BAKER 3(2005)”や、EMERICA ”STAY GOLD(2010)”でもパートをリリース。

トッププロとして仕事しまくってますね。

 

 

ですが、この後あたりから徐々に露出が減ってきたイメージです。”STAY GOLD”の撮影時期あたりからパーティーにハマり始めていたそうです。

そしてBAKERからはプロボードが出なくなり、EMERICAのギャラはストップ、そのほかのスポンサーも離れていきました。

スパンキー自身も怪我が絶えず、プロとしてのキャリアは半ば諦めかけていたそうです。

 

 

そんなある日、酒場で親友であるジェリー・スー、ネックフェイス、ティノ・ラゾから「スケートボードを諦めようとしているみたいだけど今の君は君じゃない。思い切ってもう一度挑戦してみたら?」とアドバイスをされ、再起をかけてもう一度謙虚にスケートボードに取り組み始めたそうです。

 

周りの友人の助けもあり、酒もドラッグも断ちクリーンになることができたスパンキー。その姿を見てアンドリュー・レイノルズは再び彼をBAKERプロに復活させました。スケートボードではかなり珍しいことです。アツいですね。

 

そしてリリースされたのがEMERICA”MADE CHAPTER TWO(2016)”

(オフィシャルで上がってるのはBサイドだけだったんでこれ載せておきますが、正直Youtubeで検索したらパート見れちゃうので見たい人は自分で検索してみてください、、(小声))

個人的にはこのパートがめちゃくちゃ好きです。試練を乗り越えて帰ってきた感じが胸アツです。Explosions In The Skyの曲も最高。

当時、渋谷のタワーレコードでこのEMERICA”MADE CHAPTER TWO”の試写会が行われたのですが、スパンキーの活躍には全く期待していなかったので、このパートを観て震え上がったのを今でも覚えています。

(ちなみにこちらの試写会は祖師谷ローカルである松本さん(EMERICA代理店)とゆうきさん(当時渋谷タワレコ勤務)が中心となって企画した最高なイベントでした!)

 

 

それからのスパンキーは怒涛の勢いでビデオパートをリリース。しかもどんどん上手くなってます。年齢を重ねて深みが出たというだけでなく、フィジカルも全盛期並みかそれ以上に動けるようになってます。大変な努力をしているのがうかがえますね。

 

スパンキーには多くの出演作品があるので、ビデオ毎にその時の状況や心境の変化がうかがえるのが良いですよね。これこそスケートビデオの良さだと思います。

結果的に彼のパーティー三昧の日々すらも彼のスケートスタイルやキャリアに良い影響を与えたように感じます。どんな経験もプラスに変えるかマイナスに変えるかはその人次第ですね。何よりスケートボードはちょっとヤンチャなくらいが格好良いw

現在の彼があるから過去の作品も光り輝き続けてます。ステイゴールドしてますね。

そして今後スパンキーがどのように歳を重ねて、どんなスケートを見せてくれるのか楽しみでもあります。

 

彼のインタビューや、ドキュメンタリーでも半生を話していて面白いですよ!近頃のYOUTUBEは自動翻訳機能があって本当に便利です。。

 

 

ちなみに自分が以前渋谷のスケートショップに勤務していた頃、EMERICAチームがお店に来て店内でスケートしてくれたのですが、スパンキーは誰よりも滑りまくってましたね。気さくな人柄のナイスガイでした!

 

その時スパンキーにサインしてもらったエメリカシューズはFLAMEに飾らせていただいてます!気になった方いましたら店頭で見てみてください〜!

では今回はこの辺で。。

また!

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